こんにちは。「まさかまる」です。
今回は3年愛用したredwingのNO.8166を冬に向けてのメンテナンス(お手入れ)を実施します。
- ブーツのメンテナンスとは何をするのか知りたい方
の力になれる記事になっています。
メンテナンスの頻度や方法に正解はありませんがこんなやり方もあるんだなと楽しんでいただければ幸いです。
ターゲットは3年履いたレッドウイング8166
今回メンテナンスするブーツです。約3年間秋冬に愛用したレッドウイングの6″ CLASSIC ROUND(6インチクラシックラウンド)です。
1990年代に子供だった頃、憧れた赤味の強い茶色レザー「オロラセットポーテージ」にクリーム色のトラクショントレッド・ソールを組み合わせた王道のモデルです。
6インチ丈なので脱ぎ履きの多い日本でも使いやすいです。
これ以上長いブーツも愛用していましたが紐を緩めて脱ぎ履きが面倒になり出番が減ります。
ステッチの可愛いクラシックモックを買いに行ったのですが甲の高さが合わずこちらを愛用することにしたのはココだけの話。
しかしつま先がシンプルな形状なのでこちらの方が色々な洋服に合わせやすいメリットが有ります。
馴染みが早くて履きやすいブーツです。
REDWING(レッドウイング)とは
1905年に創業したワークブーツメーカーです。
日本ではアメカジブームで人気になったオシャレアイテムのイメージが強いですが本国アメリカでは安全靴やワークブーツといった作業靴の印象が強いとのこと。
ハンティングの際に足音を立てないように考案された白いトラクショントレッド・ソールは分厚く柔らかいため歩き心地も良くブーツ初心者にもおススメです。
ダナーもそうですが日本人がワークブーツを街着に合わせるのは海外の人から見ると珍しいようです。
いざメンテナンス
紐やインソールを外して状態を確認します。
しばらく履いていなかった場合は
①カビていないか
②革が割れていないか
確認しておきます。
全体をブラッシング
ブラシで埃を落とします。埃や砂が溜まりやすいコバの部分もごしごし。
ここが汚れていると縫い糸が脆くなってしまいます。
毛足の長いブラシor頭の小さいブラシを使うと隙間もブラッシングしやすいです。
アイレットの裏側や隙間もごしごし。革をめくってしっかり汚れをかき出します。
ソールの汚れ落とし
ここで一つ実験をします。ニューバランスのスニーカー用に購入したワイプでレッドウイングの汚れてしまった トラクショントレッド・ソールを綺麗にできるのか!
ニューバランスのソールの汚れは取れましたがこちらはどうか?
泡立ちが良く気持ちよくごしごし。しかし残念ながらあまり効果は有りませんでした。
ワイプは黒くなっているので多少は綺麗になっているはずなのですが消しゴムでこすった方が全体的に明るくなりました。
ん~ちょっと残念。
革の汚れを落とす
LEXOL(レクソル)のレザークリーナーで革の汚れを落とします。
ブラシだけでは落としきれない汚れも落としてからオイルアップをする必要があるからです。
濡らして固く絞った柔らかめの布に少量落として軽く表面をなでるようにしていきます。
薄めてブーツを丸洗いすることも可能ですがまだやったことは有りません。
ブーツが水没したら挑戦してみたいと思います。
余分なクリームが有れば一緒に拭き取れます。
一度化粧を落としてからもう一回やり直すイメージです。
革のオイルアップ
汚れを落として乾燥させたらLEXOL(レクソル)のレザーコンディショナーで革に栄養を与えます。
こちらはホワイツのブーツを購入した際におまけで頂いた物です。
使用した感覚として固い革が柔らかくなった実感があるので使い過ぎに注意です。
そしてこの商品めちゃくちゃ伸びが良くかつ浸透が早いです。
ほんとに「あっ」と言う間に浸透しますのでスピード感が大事です。
手に少量付けて一気に広げていきます。
ちょっとモタモタしていると浸透してどこまで塗ったのか分からなくなります。
靴紐も洗浄
靴ひもはテキトーに手洗い石鹸で洗浄。
砂埃に当たっているため紐もかなり汚れています。
この純正の黄色のトラ紐はあまり汚れが目立たないのは良いですね。
しかしやたらクセが付くのはなんとかならないものか。
一晩寝かせて完成
右がオイルアップ後です。しっとり艶が出たのが確認できます。
艶が出て履きジワが少し強調された感じもしますね。
触り心地もすこしシットリ感というか柔らかい感じがします。
もし小傷が気になるようであればこのタイミングで色付きのクリームを塗って補色します。
その際は綿棒などに少しだけ付けて塗るのが簡単です。
最後に紐を通したら完成です。
綺麗になって今年の冬もガンガン履きこめます。
まとめ
スニーカーのプレメンテに続き、ブーツのメンテナンスを行いました。
皆さんもしばらく履いてないブーツが有りましたら履き始める前にさっとメンテナンスしてみてはいかがでしょうか。
①ブラッシングは隙間までしっかりと。
②オイルは基本少なめに良く伸ばして。塗りすぎ厳禁。
③靴紐もしっかり洗浄。
メンテナンスをすることで愛着もアップします。