こんにちは「まさかまる」です。ルイスレザー(Lewis Leathers)のサイクロン(CYCLONE)を購入しましたので紹介させていただきたいと思います。
今回の記事は紹介編です。
- ルイスレザーってどんな革ジャンか気になっている人
- 私がオーダーした物をのぞき見してみたい人
の力になれる記事になっています。
革ジャン好きの方、楽しんでいってください。
ルイスレザーのサイクロンとは
ルイスレザーはイギリスで生産を行うレザージャケット(革ジャン)メーカーです。
人気を2分する「ライトニング」と「サイクロン」は共にダブルライダースと呼ばれる形で前身頃が重なる形をしています。
サイクロンは胸に斜めのポケットが1つ、腰に2つで腰部にはフラップが付いているのが特徴です。フラップはバイクのタンクを傷つけないように付けられた歴史があります。
ロンジャンと呼ばれるジャケットの代表格で数々のライダースジャケットの元ネタに成っています。
英国製のジャケット・・つまり革ジャンでありながら
紳士の洒落た風格を持っているのです!
レギュラーフィットとタイトフィットのシルエットがありますが肩幅で合わせたときに一番違いを感じやすいのは腕の太さかと思います。腕がムキムキの方やクラシックな形が好きな方はレギュラーフィットをお勧めします。どちらのシルエットもサイクロンの良さはなくなりませんので両方試着してみてください。
受け取り
ルイスレザージャパンの直営店での購入しましたが「店舗で受け取る」「配送」の2パターンの受け取り方が選べます。予定通り3か月で納品されましたが本当に待ち遠しかった!
オーダー品紹介
今回私がオーダーした仕様は
- 型:サイクロン タイトフィット
- 革:シープスキン BLACK
- 裏地:ブラックニットナイロン
- パッチ:スクエアパッチ
- ジップテープ:ベージュ
- 袖-3cm 着丈-1cm(直営店のみ可)
でした。
細部紹介
シープスキンなので初めからシボ感があります。
右半身は特にシボが入っているように感じます。
艶は有りますがホースハイドのような明るく光る感じではなく鈍い艶です。
ココから変化していくのが楽しみです。
ジップテープをベージュにしているので結構目立ちますね。いいアクセントです。
裏地もブラックニットナイロンなので軽量化にも一役買っています。
裏地がキルティングより薄い分、冬は中にもう1枚多く着こめそうです。
パッチ部分は他の部分に比べてシボは少なそうです。
サイクロンと言えばフラップ!まだピンとしていますが着こんでいくと重力に負けてペロンと下に垂れ下がっていきます。
メタルボタンは反射して「私」が写っているので消しました(油断した)。
背中の大きな革も既に雰囲気が良い。光の加減で表情がくっきり見えます。
写真撮影のためにあちこち触っていますがシープは柔らかくて着心地良さそう。
新品の革の匂いが堪らない。あ、変質者じゃないですよ。
イギリスの優雅な風を感じているだけです(汗)。
気づいた事
「ライトニング」特有のディティールかと思っていたのですが下記2つは「サイクロン」も共通の仕様だったようです。
- 袖ジッパーの持ち手の刻印「L」
- ボールチェーンの先端のボール部の刻印「LIGHTNING」
ちなみにカスタムオーダーでジップテープをベージュに色変えしていますが胸と腰のポケットのジップテープは黒で統一のようで変更されていませんでした。
見えない部分なので気にはならないですけどね。
気づいちゃったから誰かに言いたいってやつです。
裏地(ブラックニット生地)について
意外とザラザラしています。もはやジョリジョリします。
着こむと角が取れて気にならなくなると聞きましたが、袖も同素材なので腕を通した感覚だと「レッドキルティングとゴールドサテン」版の方がサラッとして気持ちが良いですね。
裏地の触り心地を重視する方は
「レッドキルティング×ゴールドサテン」
のほうが良いかも。
胸ポケットの裏地は黒い綿で腕の内側は背中側と同じブラックニットナイロンです。
ジッパーは引っ掛かりも無くストレスなく開閉できます。
まとめ
大満足のオーダーとなりました。
ジッパーをどこまで閉めるかでも表情が変わります。
秋冬はこれを着てどこへ行こうか考えると今から楽しみです。
「思い出」も「傷」も付いて大事な1着となってくれると信じています。
今回の仕様のサイクロン お勧めしたいポイント
・軽くて柔らかいので街着に最適。
・落ち着いた艶感。
・着れば着るほど浮き出るシボ。
・長く時を過ごせる耐久性。
今回の仕様のサイクロン 苦手な人には
・シープスキンのシボ感が苦手。→ホースハイドやカウハイドがお勧め。
・裏地の触り心地にこだわりたい。→レッドキルティング仕様がお勧め。
・値段が高いよ。→ロンジャンとして定番な形なのでセレクトショップに行くと良く似たオマージュ品が売っていますのでそちらから革ジャンにチャレンジしてみてください。
皆さんもお手元の革ジャンをジックリ眺めてみてください。
きっと愛着がより深まりますよ。持っていない方は新しい趣味の1つに加えてみてはいかがでしょうか。
次回は使用しているハンガーについて紹介させていただきます。